「諸刃の燕」 多田容子 著

諸刃の燕 (集英社文庫)
諸刃の燕 (集英社文庫) 2012-11-19 読了 

 あらまし

 江戸の世、宝暦、9代将軍家重の治世。祖父、日下雲楽に育てられた日下隼四郎は父、泊虚山の屋敷に入ることになる。父は譜代5万石林羽家の書物学問奉行である。

 そこで見たものは城代家老の不正蓄財。数々の妨害を受けたが、城代家老の跡継ぎの千代乃助との友情が助けの綱に。

 長谷川藤介の娘、有李との恋も絡めて物語はほのぼのとする面も見せる。作者得意の剣豪小説である。


 引用391㌻ 

・・・隼四郎は、諸刃の剣をひっさげてこの国へ舞い来た燕のごとき侍。御家内の悪虫を食う益鳥なれども、ひらひらと絶え間なく身を変じ、飼い馴らす術はございません」

検索


  • Google
    Web サイト内
フォト
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ